久万高原町産木材をふんだんに使った木造2階建ての愛媛銀行久米支店(松山市南久米町)が新築オープンするのを前に3日、内覧会があった。7日に業務を開始する。
新支店は現店舗の隣に4月に着工し、延べ床面積は屋根付き駐車場部分も含め681平方メートル。設計を担当した新企画設計(同市)によると、スギとヒノキを計265立方メートル使用。通常の木造建築に比べ、1平方メートル当たり1.5~1.8倍の木材を使ったという。
内覧会では、内装や茶室(4畳半)を関係者に公開。愛媛銀は「ロビーのカウンターや椅子なども木材の感触を楽しむことができる仕上げにした。ぜひ体感してほしい」としている。